エルサルバドル
 国名のエルサルバドルとはスペイン語で救世主のこと。しかし残念なことに、この国には救世主どころか神様もいなかった。1979年に始まった内戦はその後10年以上にわたって政府軍と左翼ゲリラ、極右の殺人部隊が悲惨な殺し合いを繰り広げ、多くの人々が犠牲になった。当時は街中での銃撃戦や公開処刑、街角に転がる死体をよく見かけた。一般市民の犠牲者を最小限にするためゲリラ側は攻撃を事前予告していた。首都サンサルバドルで急に人通りが少なくなったら、戦闘の前触れだった。
 今は内戦も終わり、一応の平和や治安は保たれている。

 


内戦中のサンサルバドル。平時と変わらない光景だが、戦闘の前触れには人通りがなくなる。

サンサルバドルの市場にて。とうもろこしの粉を練って、ププサを作っている。

エルサルバドルはタオルの産地でもある。

ソンソナティのバスターミナル

サンサルバドル近郊にある内戦後のサンタテクラの難民キャンプ。一家の働き手を内戦でなくした家族が、集団で住んでいた。内戦中は赤十字の車が忙しく行き交っていたが、内戦後は静かだった。

サンタテクラ難民キャンプの少女。内戦後は難民キャンプ全体がひとつの村のようになり、キャンプに収容されていた人々は完全にそこに住み着いていた。建物も家らしくなっている。

ビリヤードをする義足の少年。

突然降り出したスコールでのワンカット

エルサルバドルの高原保養地アテコソールにて。なぜかこのプールには多くの小魚が泳いでいた。

1966年に噴火により突然隆起して現れた、イサルコ火山。現在はおとなしい。