ウァスカラン国立公園
 
ペルー北部、ペルーの最高峰ウアスカランを中心とした国立公園。毎年5月ごろから多くの観光客が、ペルーアンデスのブランカ山群のトレッキングに訪れる。登山基地のワラスはペルーアンデスを間近に望む風光明媚な町で、トレッキングをしなくてもリャンガヌコ湖をはじめパロン湖などの氷河湖を日帰りで観光できる。1970年のペルー大地震で大きな被害を被り、特にワラスの近くのユンガイの町はワスカラン山の山の一部が崩れて起きた土砂災害のため土の中に埋まり、消滅した。今もそのときの痕跡を見ることができる。

 


ワスカラン山

 

廃墟の旧ユンガイ村から見たワスカラン。左手の山の山腹のえぐれた跡は、1970年のペルー地震の時に崩れたもの。

アンデスの宝石箱と呼ばれるリャンガヌコ湖。ターコイスブルーの水が美しい。

リャンガヌコ湖の湖畔には数々のワイルドフラワーが咲いている。

真っ青な水の色が印象的なケロコチャ湖

旧ユンガイにて。地震の時のバスの残骸。

地元のどぶろく、チチャはとうもろこしから作られる。
 

クイ(ネズミの一種)料理。現地ではかなりの贅沢品だ。