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ルチャリブレ

 
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ルチャリブレを見に行こう!(メキシコ)

僕がメキシコへ行った際に、必ずすることが2つある。一つはメキシコシティのソーナロッサにある「アカ ジョ」の店で買い物をすることである。「アカ ジョ」は純メキシコの洋服のブランドである。少し派手なデザインもあるが、メキシコの太陽の下で「アカ ジョ」を着ると、色が映えるのである。メキシコの洋服は概して粗悪なものが多く、以前メキシコシティのデパートで買ったジャツは一度洗濯しただけで毛玉だらけになってしまった。しかし「アカ ジョ」のシャツは丈夫にできており、決してそんなことにならないのもお気に入りの理由である。まあブランド品だけあって、値段は少し高めであるが。

もう一つはルチャリブレを見に行くことである。ルチャリブレとはスペイン語で「自由な戦い」を意味している。つまりメキシコのプロレスのことである。根っからのプロレスやボクシングなどの格闘技ファンである僕は、ルチャリブレはメキシコでの最大の楽しみで、今までに何度も会場に足を運んだのであった。


メキシコシティのアラメダ公園

ルチャリブレといえば日本でもお馴染みのミルマスカラスやドスカラス、エルカネック、エルソリタリオ、ペーロ・アグアジョなどを思い出す人もいると思うが、実際彼らもメキシコのリングに上がっている。僕はメキシコで実際にドスカラスやエルカネック、ペーロ・アグアジョの試合を間近に見ることができた。

ミルマスカラスとはスペイン語で「1000の仮面」という意味であるが、メキシコにはマスクドドスミルと呼ばれる覆面レスラーもいた。こちらはスペイン語で「2000の仮面」という意味であり、名前だけでも結構楽しませてくれる。

メキシコシティにはアレナメヒコやアレナコリセオ、エルトレオデクアトロカミーノスといったルチャリブレの会場があり、だいたい毎日いずれかの会場でルチャリブレの公演が行われる。

どこで行われるかは当日の新聞でチェックし、まず入場券を購入しに会場へ行くことから始まる。前売り券が存在するのかどうかはわからないが、だいたい当日の午後の2時か3時くらいまでに会場に行けば入場券は確保できる。

ちなみにこれらの会場はルチャリブレ専用の会場ではなく、ルチャリブレの公演が無い日などは、ボクシングの試合が行われたりもする。僕は運良くメキシコの英雄であるフリオ・セサール・チャベスの試合をメキシコシティで観戦することができた。


ルチャリブレのリング場。覆面レスラーが多い。
みんなサービス精神旺盛で、気楽にサインに応じてくれる。

話を元に戻すが、僕はいつもリングサイド(リングヌメラード)の席を購入している。理由は選手を間近に見ることができるというのと、値段も日本のプロレスに比べてかなりの割安感があるからである。

2階席もあるが、2階席は鉄の柵で仕切られており、リングサイドから見ると観客が檻に閉じ込められているように見え、あまり好きになれないのである。

この鉄の柵はおそらく興奮した観客が、下に落ちるのを防ぐためのものであろうと思う。どこにでも熱狂的なファンがいるのである。


さて無事入場券を確保できたら、後は会場が開くまで待つだけである。会場の前にはタコス屋の屋台なども出ているので、腹ごしらえをしてもよいだろう。

そして会場内に入れば入場券に記載されている席の番号を探し、そこに座って試合の始まるのを待てばよい。


観客席には子供の姿も目立つ。

待っている間も、おもちゃ売りがやって来たり、覆面レスラーの覆面売りがやって来たりと、結構賑やかである。ちなみに僕はミルマスカラスの覆面とウルティモドラゴン(彼の試合を2度ほど見たが、どうやら彼は日本人らしい)の覆面を持っている。

会場ではビールも売られているが、興奮した観客がビール瓶を投げないように、紙コップに移し変えて売られていた。

しかし興奮した観客はビールの入った紙コップを平気で投げてくるため、リングサイドに席を取っていると運が悪ければ頭からビールを浴びることになる。

特にルードが攻勢に出たときは要注意である。またリングサイドではビールの他に、選手の唾や汗が飛沫となって飛んでくることもよくあることである。

ルチャリブレの特徴は、何といっても覆面レスラーが多いことである。いろいろな特徴のある覆面を被ったレスラーが次々と登場し、リング上は華やかになる。また技も体ごと体当たりするフライングボディアタックや人間爆弾と呼ばれるトペなど華麗な技が多く、見ている観客を飽きさせない。ルチャリブレでは選手が殆どが軽量級のため、身軽なのであろう。エルカネックのようにヘビー級で、力技を得意とする選手はそんなにいないのである。

試合は一日に、だいたい10試合ほどが組まれている。選手はリンピオと呼ばれる善玉とルードと呼ばれる悪玉に分類され、試合は必ずといってもよいほどリンピオ対ルードになる。当然観客のほとんどは正義の味方であるリンピオを応援しており、ルードが攻勢に転じると会場はブーイングや罵声の嵐と化す。ちなみにリンピオの中でも、メインイベントなどに登場するような有名なリンピオはエストレジャと呼ばれている。

また時々、女子プロレスラー試合も行われ、僕は日本から来ていたブル中野の試合を見た。もちろんブル中野がルード役で、リンピオ役のメキシコ人レスラーが相手だった。結果はブル中野の勝利。近くに座っていたおばちゃんが、むっとした表情で僕の肩をたたき「エジャ ガノ(彼女が勝ったよ)」と言った。僕は別にブル中野を応援してはいなかったのだが。

試合が進むにつれて、会場の雰囲気は最高潮に達する。もともとルチャリブレはショーの一つで、筋書きがあるドラマでもある。しかしそれがわかっていても、何故か興奮してしまう。僕も選手が次はどんな技を見せてくれるのか、ドキドキしながら見ている。

ルチャリブレはショーではあるが、命がけのショーでもある。僕のような素人が仮に出たとしたら、数秒で病院送りになってもおかしくない。そうならないために、選手は日頃から厳しいトレーニングをしているし、だからこそすばらしいパフォーマンスを僕たちに見せられるのだと思う。選手たちの日頃の努力には、本当に頭が上がらないのである。だから僕たちはいつルチャリブレを見に行っても興奮し、期待を裏切られないのである。

そしてルチャリブレは夜の9時前後にすべての試合が終わる。観客は興奮冷めやらないままに、家路へと急ぐのである。


 

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