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リオのカーニバル(ブラジル)

3月、今年もリオのカーニバルの季節がやってきた。おりしも今年はブラジル建国500周年とミレニアムが重なり、リオは例年にも増して盛り上がりを見せていた。口の悪い人はリオのカーニバルのことを「ブラジルのねぶた祭り」と称するが、ねぶた祭りには悪いが規模が違いすぎる。こちらは世界中から観光客やVIPがやってくるのである。

さらに観光客を狙った泥棒も世界中から集結し、当然治安も悪化する。今年もリオ市内にあるメリディアンホテルに泊まっていた日本人が、部屋に備え付けられていたセフティボックスごと盗まれるという被害にあった。いやはやここまでくると防ぎようが無い。幸いパスポートはごみ箱に捨てられていたそうだ。

しかし危険だからと言って、リオのカーニバルを見ないのはもったいない。「カーニバルを見ないのは、人生を半分あきらめたようだ」と、ブラジル人が口をそろえて言うように、その価値はこれらのマイナス面を差し引いても余りありすぎる。


リオのカーニバルの様子

パレードは会場にて4日間行われる。当然、入場するにはチケットが必要で、その入手には困難を極める。チケットは通常前年の10月に約US$150で発売となるが、そのほとんどが即日完売となる。

旅行会社やダフ屋が命がけでチケット確保に乗り出すからだ。以後、どんどんプレミアがつき、チケットの値段は何倍も高騰する。パレードの当日、ダフ屋から約8万円で購入した日本人がいた。

リオのカーニバルは単なるお祭りではなく、競技のひとつであることは案外知られていない。4日間のパレードで約30のサンバチームが出場し、その中から優勝者が決定される。審査の基準は単に華麗さだけでなく、それを見ている観客の反応も大きなウエイトを閉める。

つまり優勝するためには観客へのアピールも不可欠で、出場者の中にはチームの旗や帽子を観客に配って、応援を頼んでいたチームもあった。

リオのカーニバル

リオに限らずこの時期には、ブラジル中の都市でカーニバルが開かれる。リオのほかにはサルバドール(バイア)やサンパウロのカーニバルが有名だ。サンバチームはここリオだけでも無数に存在し、この会場に出場できるのはほんの一握りにすぎない。

ここに出場できない無数のチームは2軍と呼ばれ、会場の外や路上でいつか晴れ舞台に立つことを夢見て、無料のパレードを繰り広げているのである。

そして去年まで路上にいたチームの出番となった。みんな生き生きしていて、喜びを全身で表している。それはまるで自分達の姿を世界中の人々にアピールしているかのようである。

彼らの姿は、当然観客の胸を熱くさせた。確かにパレードは素人目から見ても常連チームに比べ劣るが、もうそんなことは関係無い。あまりの感動に、自然と涙が溢れ出した。
 
サンバのリズムと彼らの姿が見事に調和し、気が付けば僕の体も彼らといっしょになって踊っていた。僕は今回出場した全チームに、心から祝福の拍手を送ったのであった。

こうして感動のリオのカーニバルは終わったが、残念だったのは地球の裏側からわざわざ見にやってきた団体日本人観光客の姿だった。パレードは一日に6から7チームか出場するが、最初の1,2チームのパレードを見終えただけでリオのカーニバルを見た気になり、会場を後にしたのだった。

命がけで出場権を勝ち取ったチームの晴れ舞台である。これでは出場チームに大変失礼なのではないだろうかと思う。やはり観客にも観客としてのマナーはあるのではないかと思う。それは彼らの晴れ姿を最後まで見届けることではないだろうか。

 

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