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世界の火山紹介


根っからの登山好きの僕は、山と聞けばそれが火山であっても、登ることが可能なら登ってしまう。その後、火山のとりこになった僕は、火山の中でも活発に活動している活火山が好きになり、今までに世界の主な活火山に登ってきた。

ここではその中から、いくつか紹介する。
なおインドネシアのスメル火山、ブロモ火山、グアテマラのパカヤ火山、バヌアツのベンボウ火山、マラム火山ヤスール火山は当ホームページの別のコーナーで紹介しているので、そちらを参照して欲しい。



メラピ火山山頂にある奇妙な岩

・メラピ火山(インドネシア) 2911m

インドネシアにはメラピという名前の火山が2つある。一つはスマトラ島にある活火山、もう一つはジャワ島中部のジョグジャカルタの近くにある活火山である。今回紹介するのは後者のほうで、おそらくインドネシアに腐るほどある活火山の中でも、最も活動的な火山だと思う。僕が登ったときも1日に10回程度の小噴火と鳴動を繰り返していた。

メラピ火山への登山ルートは火山の北側にあるセロ村からのルート(山頂まで約4時間)と南側にあるカリウラン村からのルート(山頂まで約6時間)の2通りある。両ルート共に山頂まで登山道がほぼまっすぐ付いているため、直登となり山慣れた人でもかなりハードな登山になる。その上、登山道は火山灰と火山礫で覆われているため、崩れやすく登りにくい。特にカリウラン村からのルートは、インドネシアの火山の登山ルートの中でも屈指の難ルートとして知られている。

ハードではあるがカリウラン村から登ったほうが、山頂から活動する噴火口を間近に見下ろすことができるため迫力があるが、1994年11月に起きた大噴火のため登山道が立ち入り禁止となった(現在は不明)。

メラピ火山の登山はジョグジャカルタからツアーが出ているので、それに参加するのがよい。真夜中の12時ごろ登り始めて、山頂でご来光を眺めるといったもので、登山ガイドが同行してくれるので安心である。

 

 

 

 


メラピ火山の火口壁からは噴煙が立ち昇っている。

メラピ火山山頂付近には避難用の囲いがある。
 

タンクバンプラフ火山の巨大な火口
・タンクバンプラフ火山(インドネシア) 2076m

インドネシアのジャワ島西部・バンドン郊外にある活火山である。バンドンからアンコタ(客が集まり次第、出発するミニバス)で登山口まで約1時間、そこから山頂までは歩いて2時間ほどであるが、車道があるのでタクシーなどで行けばわずか20分で山頂に到着してしまう。

山頂には日本の阿蘇山を思わせる巨大な噴火口があるが、残念ながら現在活動をしていないため迫力に欠けた。代わりに山頂から2キロ(約30分)ほど下った山の中腹にあるドマスクレーターと呼ばれる小さな火口が活動中で、いたるところから高温の温泉を噴出していた。幸い火山性の有毒ガスをそれほど噴出していないため、登山者は火口のそこまで降りることもできる。

ドマスクレーターから登山口までは下り2キロ(約30分)の行程である。


タンクバンプラフ火山のドマスクレーター

 

パパンダヤン火山の駐車場より
カワーマスが噴煙を上げている。

・パパンダヤン火山(インドネシア) 2622m

インドネシアのジャワ島西部・ガルッから車で途中チスルパンを通って、1時間のところにある活火山である。登山口には駐車場があり、そこまで車で入れる。そこからカワーマスと呼ばれるゴールデンクレーターまでは1キロの距離で、30分ほどで行ける。

カワーマスは巨大なクレーターで火山性の有毒ガスを大量に噴出しており、何時噴火が起こっても不思議でない所である。まるで地獄のような光景で、沸き立つ硫黄、噴き出す間欠泉、煮えたぎる泥の池、耳をつんざく轟音、そして強烈な刺激臭、ここが日本ならば間違いなく立ち入り禁止になるだろうが、登山者はその火口の底に降りて見学できるのである。

もちろん危険を回避するための柵のような気の利いたものは無い。靴底からも熱気が伝わってきており、まるで釜茹されているようである。

また温泉がそこらじゅうから湧き出し、川になって流れているため、ほどよい窪みを見つければ露天風呂として入浴することもできる。

カワーマスから山頂までは、さらに歩いて2時間の距離である。山頂付近にはジャワ固有種のエーデルワイスの群落がある。

 

 

 

 

 


パパンダヤン火山のカワーマス

カワーマス内の硫黄溜り(パパンダヤン火山)

 

ガルングン火山の山頂へは620段の階段を登らない
といけない。
・ガルングン火山(インドネシア) 2241m

インドネシアのジャワ島西部・タシックマラヤ郊外にある活火山である。ガルングン火山はもともと山頂火口の中にある小さな小山から、真っ赤な溶岩をコンスタントに吹き上げるストリンボリ式噴火を繰り返していた火山で、美しい円錐形をしていたが、1982年に20世紀最大級の大噴火をしたとき、山の大部分が吹き飛んでしまったため、現在では巨大な噴火口が口をあける無残な姿の火山になってしまった。

タシックマラヤからアンコタ(ミニバス)でガルングン火山ゲートまで入ることができ、そこから舗装された登山道を2.5キロ歩くことになる。歩いて2時間ほどの距離だが、問題はその後で、山頂まで延々と続く620段の急な階段を登らなければならない。

山頂にある巨大な噴火口には深緑色の水がたまっており、また火口壁には草花が芽生えていた。現在のところ、火山活動は沈静化している。

ガルングン火山の山頂火口
 

ガルングン火山の山頂の登山道
 

キラウエア火山のハレマウマウ火口
・キラウエア火山(アメリカ ハワイ) 1247m

ハワイ諸島のハワイ島にある、おそらく世界で一番有名な活火山である。もう何十年も断続的に噴火を継続しており、噴出す溶岩のためにハワイ島の面積を今も広げている。

キラウエア火山は盾状火山と呼ばれるなだらかに広がった火山で、観光化されているため登山をしなくてもツアーに参加するかレンタカーで山頂やかっての大噴火口ハレマウマウ火口などに行くことができる。

キラウエア火山の現在の活動の中心は1980年代に開いたプウオオ火口で、断続的に溶岩を供給しており、火口内に溶岩湖を形成することもある。但し、さすがにプウオオ火口へは徒歩やレンタカーではいけない。ヒロ空港やコナ空港から出ている、ヘリコプターツアーに参加しなければならない。

キラウエア火山のプウオオ火口
1980年代から噴火が続いている。

 

キラウエア火山のプウオオ火口から流れ出た溶岩

 

イラス火山の噴火口

・イラス火山(コスタリカ) 3432m

コスタリカのカルタゴの近くにある活火山である。この火山は標高が3232mもあるにもかかわらず、山頂まで車道が通じているため、登山をしなくても容易に行くことができる。「中米の灯台」と呼ばれている火山であるが、最後に噴火したのが1963年のため、現在はおとなしい。

山頂の火口内にある、緑色をした火口湖が美しい。イラス火山へはコスタリカの首都サンホセからツアーか出ている他、自分でバスでカルタゴまで行き、イラス火山行きのバスに乗り換えてゆくこともできる。

 

 


イラス火山の火口湖
時期によって、大きさが変化するようだ。

 

 

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